2022/01/14 11:34
お急須が無ければお茶はいただけないのか?
そうではありません。茶種の特徴をつかみ上手に道具を選べば自分なりの楽しみ方も可能です。
ポイントはお湯の温度と茶葉と湯がどのように触れ合うかです。緑茶の場合、比較的低い温度が望ましいので、ガラス製品のように散熱性の高い器でも大丈夫です。
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一例としてガラスのコップを急須の代わりに使う方法をご紹介します。SHOUEI TEA の釜炒り緑茶シングルオリジンシリーズにはよく合った淹れ方です。
ガラスのタンブラーは緑茶を身近にしてくれます。
① 縦長の耐熱ガラスコップに湯を先にそそぐ(この時点でおよそ80度ほどに下がる)
② 上から茶葉を投入。しばらく待つ。やがて茶葉が沈みはじめる。
③ 茶こしで漉してもいいですが、そのままふーふーいって茶葉を吹き飛ばしながら飲むお茶もおつなものです!
半分くらい飲んだらまたお湯を差します。何回も繰り返し差し湯をして楽しみましょう。
釜炒り緑茶の茶殻は、口にさわってもさほどいやじゃない(私だけかしら?)です。
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この喫茶方は、中国の高級緑茶の場合も使われます。温度と茶葉がどのように湯に触れるかをコントロールすることで簡単においしいお茶が楽しめます。
湯が先で茶葉が後の場合、とてもやさしい味わいの茶になります。